無色から黄色、青、緑、紫など、色のバリエーションが豊富で透明度もさまざまな石だが、モース硬度が5と柔らかく、さらに割れやすくもあるため、宝石として用いられることはあまりない。正確にカットされた石は色が強く出て美しいため、蒐集家には魅力的な石。ネオンのような青や緑の石もある。
ミャンマー産の青いアパタイトは二色性が強い。ミャンマーやスリランカ産の石には繊維状組織を有するものがあり、カボションカットにするとキャッツアイ効果が見られる。カラーチェンジ効果のあるアパタイトも稀にブラジルなどで産出される。
石の特性/natural properties | |
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名称/Name | アパタイト/Apatite |
結晶系/Crystal Structure | 六方晶系/Hexagonal |
化学組成/Composition | カルシウムリン酸塩/calcium phosphate |
硬度/Hardness | 5 |
比重/SG | 3.2 |
屈折率/RI | 1.63-1.64 |
複屈折量/DR | 0.003 |
光沢/Lustre | ガラス光沢/Vitreous |
パワーストーン/Crystal healing | 真に魂が望むことと、人間意識の自分とを調整し整える。ブルーグリーン色のアパタイトは混乱した思考をまとめ、集中力を高めて問題の解決を促す。 |